フルーツ園 金城

ポトリ果マンゴーの評価

「ポトリ果マンゴー」が「おきなわ 花と食のフェスティバル2019」で表彰されました。

普及やいま

平成31年1月に開催された「おきなわ花と食のフェスティバル2019」において「沖縄県農林漁業賞」の表彰がおこなわれ、八重山から石垣島果樹生産出荷組合が受賞しました。

マンゴー:国内でも初期に経済栽培に成功し、「ポトリ果マンゴー」の開発や八重山マンゴー研究会の設立、地域マンゴー生産に対する牽引力などが評価されました。

~八重山農林水産振興センター農業改良普及課による「普及だより(普及やいま)第146号(平成31年2月発行)」より引用~

ポトリ果マンゴー栽培地の気候

フルーツ園金城が「ポトリ果マンゴー」を栽培する石垣島の地は亜熱帯性の気候で、平年の平均気温は15℃を上回っています。

過去30年間の平均気温推移(1981-2010)


*気象庁のデータに基づき作成

新特産シリーズ 「マンゴー」 

フルーツ園金城の「ポトリ果マンゴー」ハウスが紹介されているマンゴー栽培の基本書。

新特産シリーズ 「マンゴー」 完熟果栽培の実際

米本仁巳農学博士について

1954年 和歌山県生まれ、カリフォルニア州ポリテクニック大学パモナ校卒業。和歌山県農林総合技術センター果樹園芸試験場紀北分場主任研究員(落葉果樹)、果樹研究所カンキツ研究部(口野津)主任研究官(栽培部)、などを歴任。国際農林水産業研究センター沖縄支所熱帯果樹研究室長、神内南方系果樹研究所長などを経て2020年現在、熱帯果樹栽培コンサルティング(ヨネトロピックス)代表。

フルーツ園金城のポトリ果マンゴーコラム

フルーツ園金城の「ポトリ果マンゴー」栽培の様子は米本仁巳農学博士の「マンゴー」のコラムで紹介されています。

ポトリ果マンゴーを育てる丸屋根型自作ハウス

3連棟のハウスは台風の常襲地帯である石垣島の気候に耐える強度を持たせています。

ポトリ果マンゴーを収穫する植栽法

一定の樹間を保ち、定植後の安定収量を実現するための間伐や施肥など、フルーツ園金城のノウハウが生かされています。

ポトリ果マンゴーを仕上げる準備

果実がだんだん大きくなり収穫が近づく頃には、遮光をして日焼けや早期の落果を防ぎます。

ポトリ果マンゴーの誕生

熟したマンゴーは袋の中に落ち収穫されると、間もなく出荷します。

マンゴー(アップルマンゴー)

ポトリ果マンゴー

フルーツ園金城のマンゴー情報

マンゴー

学名: Mangifera indica Linn.

ウルシ科マンゴー属の植物。インド、ミャンマーが原産で、熱帯・亜熱帯地域で広く栽培されています。生長が早く樹勢が強いため、東南アジアでは樹高が25m以上で樹冠の幅が20m以上になっているマンゴーの樹があります。

マンゴーの長い直根

マンゴーの原産地には雨季と乾季があるため、水分や酸素濃度が変化しない地中の深くまで直根を伸ばす性質をもっています。中には10メートルにもなる直根があるといわれています。

マンゴーの低樹高栽培

マンゴーは大きく育つため、定植後はいかに低く育てるかが大切です。苗木が一定の高さになったタイミングで切り返し、その後発生する新梢は数本残して残りを切り取るといった手入れが必要です。

マンゴーの樹形

マンゴー栽培には枝を横方向に誘引して、開張樹形にすることがマンゴーの整枝のポイントです。

沖縄とアーウィンの関係

農家の生産にはいかに収量を上げるかが課題になります。沖縄ではかつてアーウィンを始めとする数品種の栽培が試みられた結果、結実性の高さからアーウィンが栽培されるようになりました。

ポトリ果マンゴーの品種はアーウィン

国産マンゴーの大部分は「アーウィン」という品種で、その赤い色が特徴で”アップルマンゴー”とも呼ばれています。日本に輸入されている品種はほかにもたくさんありますが、そのうち「ケント」や「トミーアトキンス」なども赤い色をしています。

アーウィンの隔年結果性

ポトリ果マンゴーの品種「アーウィン」は1年おきに収量が増減する隔年結果性の強い品種だといわれています。そのため、毎年安定生産を行うには、花を摘み取る摘果の作業が大切になります。

ポトリ果マンゴーの特徴

マンゴーには成熟期になると果実が落下する品種と落下しない品種があります。アーウィンは熟期になると落下する品種ですが、ポトリ果マンゴーはその落下した果実を出荷し、もっともおいしく食べることができるタイミングにマンゴーをお届けしています。